『ESC GUIDELINE 心房細動の治療[Ver.2010]』

ISBN : 978-4-903843-13-1

2,200円(本体2,000円、税200円)

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監修:井上博山下武志

2011年9月20日発行 A4判 64ページ



これまでACC(米国心臓病学会)/ AHA(米国心臓協会)/欧州心臓病学会(ESC)が共同で発表してきた欧米の心房細動の診療ガイドラインから、2010年秋、ESCが単独でガイドラインを発表した。その背景には4年の間に新たな知見をもたらした数々の臨床試験の存在と、それに伴う心房細動診療に対する考え方の大きな変化がある。4年前とは概念が根本から変わったと言える項目もあり、新しい時代の心房細動診療の指針が明確なコンセプトで打ち出されている。

リコメンデーションは200を超えるが、明快な文章は実臨床での実践を容易にしてくれるだろう。本ガイドラインで提唱された新たな指針はその後に発表された米国のガイドライン(ACC/AHA/HRS(米国不整脈学会)心房細動管理アップデート包括ガイドライン)にも反映されているが、いずれ日本のガイドライン、そして実臨床にも大きな影響を与えるものと思われる。心房細動診療の長い歴史の中で、最も大きな変革の時期を体現した、最初で最後の、そして現時点で考えられる最高のガイドラインと言って過言ではないだろう。




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